ドイツ警察が、Facebookページで指名手配犯を逮捕しまくり

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人口50万人が住むドイツのハノーバーの地元警察が、先進的な捜査で注目を集めています。最も浸透したソーシャルメディア、Facebookの力を借りた犯罪捜査を昨年3月から開始し、成果をあげています。

Facebook捜査が大成功

試験的に立ち上げたFacebookページ「Fahndung via Facebook(Facebookによる犯罪捜査)」に、指名手配犯のモンタージュ写真などを投稿し、ファン約10万人へ捜査協力を促しました。単純計算で市民5人に1人善良な市民警察となり、犯人逮捕に協力したわけです。

結果、すでに逮捕者は8人に達し、なかには凶悪犯も含まれています。ハノーバーの成功を受けて、ドイツ全土でFacebook捜査を導入する計画が持ち上がっています。

ドイツ全土計画も、慎重派と意見対立

この捜査に対して慎重派も現れています。慎重派の根拠は2つあります。ひとつが、モンタージュ写真の信頼性です。

目撃者は動揺した状態で容疑者の描写することがあります。それも、容疑者の顔を見たのはほんの一瞬。詳細まで思い出すことができず、出来上がった写真は誤解を招く恐れがあるというわけです。

もうひとつが、情報管理の観点です。そもそも、重要な捜査情報を、事件が発生した州以外の場所にあるサーバに収納するべきではないという意見です。

慎重派は、「もし、あなたに似てしまった写真が、身に覚えのない事件の容疑者として、Facebookを介して収拾不能なまでに広まったら・・・」と警笛を鳴らしています。

確かに一理ありますが、この流れは止まらず、世界的なトレンドになりそうですね。

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