IBMのスーパーコンピュータ「ワトソン(Watson)」は単なるPRの手段に留まらず

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先月、IBMが開発したスーパーコンピュータのワトソン(Watson)が、アメリカの人気クイズ番組「Jeopardy!」で2人のクイズチャンピオンと対戦、勝利した。

このWatsonの勝利はアメリカだけでなく、日本のメディアの注目も集めた。

人工知能が新たな水準へ―IBMのWatson、人気クイズ番組ジョパディ!でチャンピオンを破る – TechCrunch(2月16日)
IBMのスーパーコンピュータ「Watson」、クイズ対決で人間に勝利 – ITmedia News(2月17日)

この勝利によって、天文学的な広告換算を叩き出し、IBMのハードウェアの性能と天才的なプログラミング能力が話題となった。しかし、IBMが素晴らしいのは、WatsonをコーポレートPRの手段に留まらせず、マーケティングに活用した点だと考えます。

この勝利の余韻が残る数日後に、Watsonの医療分野での実用化を発表した。(段取力も秀逸です。)
IBM、クイズ対決で人間に勝利した「Watson」の医療向け実用化を計画 – 日本経済新聞(2月22日)

本来なら、大衆の関心事でない専門的な医療分野のシステム開発が、Watsonの登場で大きな反響を呼ぶことになった。あのWatsonのプロジェクトチームが開発する次世代医療システムが発表される時には、再び注目を集めると思います。

ちなみに、IBMは、Jeopardy!の賞金50万ドルを日本の小児がん研究などに、残りの50万ドルを子ども支援NGO団体「ワールド・ビジョン(World Vision)」に寄付した。

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