ソーシャルメディア・リレーションは、メディア・リレーションは違う?

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ちょっと前の記事ですが、ソーシャルメディア・リレーションとメディア・リレーションの相違について、論点が整理されてる記事を紹介します。 Social Media Does Not Equal PR | Social Media Explorer

PRには、ソーシャルメディア・リレーションもメディア・リレーションも含まれますが、ここでは参考記事と同様に、PR=メディア・リレーション、ソーシャルメディア・リレーション=ソーシャルと言葉を定義します。

参考記事:PRとソーシャルの違いは何か?

ソーシャルで成果を生み出すポイントは、「参加」「持続」「スロービルド」で、PRとソーシャルは決定的に別物である。

PRとソーシャルメディアの違い

PRとソーシャルメディアの違い

期待効果
PRは1回で大きな変化を起こすこともあるが、ソーシャルは満足か結果を得るためには継続的な努力が必要。
The New York Timesで記事になったり、Oprahで紹介されれば、間違いなくサイトのアクセス数も伸びて、商品も売れるでしょうが、ソーシャルメディアではそのような存在は稀です。そのため、大きな変化を起こすためには継続的な毎日の努力を必要とする。

何に依存するか
PRはメディアの影響力に依存するが、ソーシャルは関係する人数に比例する。
ソーシャルメディア 小さなネットワークや編集者や記者の協力によって、大きな成果を達成することが可能。業界の主な編集者や記者との強いリレーションがあれば、その人達に何度も働きかけるだけで一定の成果が約束される。一方で、ソーシャルはインフルエンサーの依存度は少なく、大きな変化を起こすには幅広い個人との関係構築が必要となる

何が必要か
PRは策略、ソーシャルは交流。
会社を報道してもらうには策略が重要である。一方で、ソーシャルには策略は効かない。もちろん、一時のキャンペーンにソーシャルメディアと活用することはあるが、本当に必要とするのは頻繁な交流だ。様々なソーシャル・ネットワークで交流をはかり、調和しなければならない。

スタンス
PRは主に受け身で、ソーシャルは時に能動的になる。
ソーシャルは、ソーシャルメディアを観察することで、あなたの製品に関心を持ちうる人々を探すことができるし、声を掛けることもできる。しかし、押し売りやスパムのような方法は使えず、生活者を引き込むような材料を作らなければならない。PRはこのような活動はできず、待ち続けないとならない。

期間
PRは始めたり一旦終わらせたりできるが、ソーシャルは始めたら継続的に行わないとならない。
ソーシャルメディア ブログやTwitterを始めても、数週間から数ヶ月間、全く成果が出ないことがある。ソーシャルは毎日の業務であり、電源を切れず、休暇にも出られず、炎上しても無視できない。ソーシャル・ネットワークを切断したり、態度をコロコロ変えることで、生活者に誠実でないと感じさせてしまい、フォロワーやファンを減らし、新しいファンを引き付けるのも難しくなる。

個人的には

私はメディア・リレーションもソーシャルメディア・リレーションも相違点は少ないと考えてます。「情報開発と持続的な関係構築」、「広報⇔広聴」は、共に重要なポイントです。特に情報開発は重要で、情報価値の高さによっては、ソーシャルメディアでも一瞬で爆発的に広まること否定できません。

ソーシャルメディアの登場、拡大、そして浸透で、生活者の意見が知人の範囲を超えて伝わるようになったのは、大きな社会環境の変化です。しかし、生活者に都合のいい事を語ってもらうために、顧客を大切にするのであれば、本末転倒な取り組みのように感じます。

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